【コミュニケーションのヒント2】by万さん
今日は「寄り添う」ってことについて少しお話したいと思います。
メンタル障害で症状が少しひどくなっている友人を持つAさん。
友人が最近、
「私は生きてていいんよね?
もう辛くて、
しんどくていつも生きてていいんかなあと思うんよ」といっていて、
彼女は、毎日泣いていて、
春までは調子が良かったのに、
今は死にたいみたいなことを言っていて辛いんですと。
それで、
Aさんは、心配して言葉を掛けるのですが、
自分の対応がいいのか悪いのか、自分自身が嘘くさいきがして、
「私は治るよね?」と聞いてきても、自信もって「治るよ」と言ってあげられなくてつらいようです。
そんな話を、久しぶりに連絡を取ったら、聴かせてくれました。
病気のことはわからないけれど、
疲れて地面にしゃがもうとしているのに、
腕をつかまれて、
「立って立って」と引っ張り上げられるようなことをされたら、
いやだし、辛い。
だけど、そのまま背中をやさしくトントンとされたり、さすってもらいながら、座るのを手伝ってくれてたら、うれしい。
疲れが取れるまで座れたら、今度は立ち上がろうと思う。
別に、励まされなくてもいい、一緒に横に座ってくれたらうれしいという感覚を思い出しました。
(あっ、コーチングスクールで腕を引っ張りあって練習したことを思い出したんです)
そのような話をしていると、
Aさんは、少し安心してくださいました。
一生懸命優しい気持ちで寄り添ってあげられているAさんは、
優しい方だなと思いました。
言葉のかけ方って、難しいですね。
ペップトークやコーチをしていてもそのように思います。
元気な時を知っているからこそ回復を信じてそっと寄り添いたいものです。
間接的ではありますが、ご友人の回復力を信じたいなと思いました。
ヒント2 無理に励まさなくていい。信じて寄り添いましょう
参考になりましたら幸いです。
質問 あなたは、自分が落ち込んでいるときに、どのような言葉をかけて欲しいですか?
ワーク 2人組で、一人は、しんどいから座ると言いながら地面に向かって座ってください。
もう一人の方は、座っちゃダメダメといいながら、腕を引っ張り、座らせないようにひきあげてください。
座りたかった人は、どんな気持ちですか? 交代しながらやってみてください。
コメントをお書きください